開封率を上げるメールDM
企業など法人宛には毎日数多くのメールDMが送られてきます。
メールDMを送る際、ただ案内を行うだけでは数多くのメールに埋もれてしまい効果は望めません。
効果的なメールについてご説明します。
-その1-効果的な件名でアプローチを行う。
効果的なメールDMには、お客様が興味を持つ件名がとても重要です。
サイトが存在する顧客に対しては「御社のサイトを拝見しました」とします。
サイトが存在しない場合は「タウンページを拝見しました」とします。
そうする事で、メール受信者であるお客様はメリットを抱き、開封率がアップします。
-その2-時間帯のリサーチ
企業も業種によって営業時間が異なります。
例えば不動産であれば、水曜日に定休日が多く、美容業界では月曜日に定休日が多いです。
休みの日に送信しても翌日に埋もれてしまう可能性がございます。
このように業種によって営業時間を把握する必要があります。
一般企業の場合は平日9:00-18:00が主な営業時間になりますのでこの間に配信します。
ただし、月曜日や金曜日は会議があったり、月末月初は忙しくなる可能性があるため、
配信は避けるべきだと考えられます。
深夜の送信は前述した休日のケースと同様翌日に埋もれてしまう事もあります。
また担当者も意識する必要があります。営業向けである場合は、
営業から戻ってくる夕方に配信すると良いでしょう。
まとめますと、
月・金曜・月末月初は配信を避ける
業種によって休日が異なるため、調査をしておく
深夜の配信は避ける。
担当者の空き時間を把握する。営業担当者向けの商材は夕刻に配信
となります。
はじめは上記のような仮説で配信を行いながら、
最も反応率の高い時間帯を分析して見つけ出していただければと思います。
-その3-メールDMとしての切り口
文章を決める前にどのようなストーリーで商品を売るのかを検討する必要があります。
ただ商品を購入してもらう事を目的とするのか、まずは資料請求やサンプル請求を
目的するのか等検討する必要があります。
ただし商品を購入してもらう事を目的とする事は、
よほどの商品力が無い限りはあまりお勧め出来ません。
それは、顧客がまずリスクが生じるからです。
AIDMAの法則というのがありますが、
初めの過程として顧客は商品やサービスに対して注意します。
その警戒を和らげる為に、サンプル請求などがあります。
これは顧客にとってリスクが無く敷居が低いからです。
そうして、関心→欲求(あるいは検索)→行動となる売り方を検討する必要があります。
こちらもその2と同じくPDCAサイクルで最適化を行い分析して行きます。
-その4-魅力的なメールDM作成
その3を詰めるといよいよ作成の作成を行います。
文章は以下で構成します。
1.タイトル(キャッチコピー)
2.リード
3.本文・誘導するURLなど
4.返信欄
上記の文章内にその3で記載したメリットを必ず記載します。
メールDMはFAXDMと比べて用紙はありませんが、それでも
文章をよく推敲し、出来るだけ短くまとめられる様にします。
出来ればテキストメールよりはHTMLメールである方がインパクトがあります。
最後に返信不要用のメールアドレスを記載しておきます。